読解力

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 学力調査の結果、若者の読解力が落ちたというけれど、できる人もいれば、できない人もいるわけで、そんなに問題ともおもいませんが、若者にかぎらず大人もおなじような気もします。

テレビで流すほんの2、3秒程度のコメント、立民の蓮舫氏の言葉が耳に残ったのは、「・・微塵もない」というそのひとこと。たしか、誠意のかけらもないと首相を糾弾するものだったけれど、その言葉、当を得ているのか。なにをもって、どこからでてくるのか、わたしには、その読解力がありません。

丁寧に説明せよ、といいながら、聞く耳もたず馬の耳に念仏もよくあることなれば、元より分かってもらえるはずもなく、結局、微塵もないという言葉になるのか、それとも、高度な心理戦術なのか、わたしにはわかりません。

でもまあ、そんなことは小さい。これから先のこと、どうあるべきか、あるべき姿は何なのか、お互いに胸に手をあててみれば、ひとのことは言えない身なのではないだろうか。どーんと大きく構えていれば、どれだけ健康的であることか、と思うのであります。

  

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2019年12月 1日 (日)

相対的なもので、

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 何年生きてきても、人生は無駄なことばかり。何ほどこともできはしない、でも楽にすることは大事で、それが人の心を安らかにし、若さを保つことになるかもしれません。
無駄は、人生をなめらかにする潤滑油でもあります。あそびのない歯車はまわりません。

いま、桜も思わぬいじめ方をされて悲しんでいるかもしれませんが、あれは一つの絵になっていて、あれはあれで、役立つ面もあると思う。そんなところに税金をつかうのはおかしいという人もあるけれど、野党の一部も遊びすぎのような気もします。

ものごとは、相対的なもので、善悪なかなか定まらぬものであります。歳費だけはいただいて身の暮らしを立てている、わいわい言うだけで、建設的でない議員さんの集団もいらっしゃるようで、選良とは言え、足をひっぱるだけの、それはもう多大なロス、桜のその比ではない。歳費の壮大な無駄と思えなくもないのであります。

(横浜・海の公園)

  

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2019年11月26日 (火)

一人相撲

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 奈良の県道で、ガードレール170枚の盗難事件が発生、その重さ約5トン、一体何者が、何のために、不埒極まる仕業は、まともな人間ともおもえないです。ガードレールが、おのれの打算からでた欲望をみたすための、代替え手段に見えたのか。

そこにあるべきものが、支柱だけのこして失われる無残な姿が、目に映らないとすれば、道徳観のない幼稚な精神というしかないです。

 ところで、韓国は、GSOMIAの件で、破棄を停止するというニュース、一瞬、ついに破棄したのかとおもったら、そうではなくて、破棄しないという意味、ならば、前言を撤回する、と言えばいいものを、あくまでも非をみとめたくない、ということが、その身に脅迫観念にとりつかれているのではないかと思えてくる。

やはり韓国は、GSOMIAそのものの本質をみていないようだ。ただ、何かに使える道具としてみている。ものを正すに、次元の異なる交換条件が、成り立つはずもないものを、へたな作戦で勝とうとするところに、哀れみさえおぼえます。

  

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2019年11月23日 (土)

晩秋は残り少ない

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秋の陽は遠くから射し夕暮れは早い
そのみじかい時間に
陽は楓を透かしてあざやかにする

けれども、きのう今日は、冷たい雨がふって
風もふく、身に染みて速足になる
晩秋の日は、あといくつあるだろうか

夏に剪定してもらった夏みかんの木
実はふたつだけ残った
少し色づきはじめた
それを見るのもたのしみのひとつ

 

 

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2019年11月17日 (日)

多様のなかに希望あり

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 人でも物でも、あるいは自然でも、すべて有用なものはうつくしいものです。うつくしいものには活力があります。だからみな、うつくしいものにはあこがれます。

桜をみる会というものも、それは、人の心を穏やかにし、美なるものを大事にする心を養う、一種の儀式であります。儀式でありますから正装で臨み、清浄でけがれがないものです。たとえ参加しなくても、そうすることに意義があると思います。

内閣の公的行事としてみるなら、十分にうなずけるものがあると思います。世の中には悲喜こもごも、いろんなことが起こるけれど、それは多様ということであり、「そんなお金があれば、」 という人もあるけれど、それは単純すぎる。

内閣府主導で桜を愛でるというのも、多様の一部であり、危機、困難なことはいろいろあるけれど、みんなで、希望を見ようとするものでありましょう。実に有用なものと思います。

来年は中止というのは残念であります。いまメディアも野党も、あら捜しにやっきになっていますが、あら捜しというもの、それは不浄の心、という気がします。

  

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2019年11月12日 (火)

一つのメッセージに感じるもの

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 健康ほどありがたいものはない。野山も花木も海もまた健康であれば、収穫物に恵まれ、景色もうつくしい。きれいな空気の中で息をすることが大事です。そうすれば自ずと健康はやってくる。何かにとりつかれたような不健康はいけない。つい気短になってしいます。なにかといえば争いにはしるものもある。

先に、皇居前広場で行われた、『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』 において、女優の芦田愛菜(15)さんが着物姿で、ご即位をお祝いするメッセージをのべました。

それは、「謹んで申し上げます」 という、うつくしい言葉で始まり、
「最後になりますが、いつまでも両陛下がお健やかであられますようお祈り申し上げ、お祝いの言葉とします」
と敬愛の言葉で終わる。

それを聞いていて、何か熱いようなものを感じました。考えてみれば、なんだかいまの世相も、健やかでありたいという思いがします。
そんなものが、そのメッセージに、二重写しのように、見えたような気がしました。

  

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2019年11月 8日 (金)

昔の人の価値観

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 何のために生きるか、と問われれば、これは難しいです。すぐには答えられません。すぐに答えられるひとは、よほどできた人でしょう。漠然として思えば、生きるとは、喜びを求める、ということかもしれません。

先日、平家物語の講義を受けて、感銘をうけたのですが、昔の人は、はっきりとした価値観をもっていたということです。
平忠度は、戦にやぶれ都落ちしたはずを、危険を冒してまいもどり、藤原俊成卿の門をたたく。自分が詠んだ和歌の中、ひとつでも勅撰和歌集の選に入れ貰えるよう、懇願し、百首を記した巻物を藤原俊成卿にわたす。俊成卿は疎略にはしないと答える。

忠度は、「いまは、浪の底にしづまば沈め、山野にかばねをさらさばさらせ、浮世に思ひをくことは候はず」、と言って去っていく。

武将でありながら、戦うことそれ以前に、和歌を大切なものと思い、後の世にのこしたいと思った。そういう価値観をもっていたとわかる、講義の先生(女性)の話しにひきこまれました。高校古文でも取り上げらる、でもこの話しまったく知りませんでした。

んなことも知らないのかと笑われるかもしれませんが、ぼーっとしていたのかもしれません。
平安時代に、そういう人が生きていたということが、なにか感動するものがありました。
考えてみれば、そいう先人の熱意があって、多くの遺してくれたものがあって、いま現在があるような気がしてきます。勅撰和歌集に入れられた歌は、つぎの一首。

  さざ波や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな

  

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2019年11月 5日 (火)

自由という名の無理

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 どこでも行ける身軽さは、いろんなものを見、何かを感じる自由があって、素晴らしいものです。身の自由は、発見と創造を生む大切なものでありましょう。

何かの像、作品、虚構の映画をつくるのも自由、世のため人のため、何か心を打つものであれば、その公開は意味あるでしょう。

けれども、「無理が通れば道理が引っ込む」 のも真理、
文明も歴史も悠々と流れてきた秩序のひとつ、肺の鼓動も、秩序のひとつ、しっかりと、続いていなければならない。

しかし、なにをするのも自由、という人たち、その人たちの自由、何かを壊したい自由がみえる。それは、自分たちの勝手な自由、無理を通す自由、大きくいえば、していることは人類の損失。そう思うのであります。

  

 

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2019年10月31日 (木)

謙虚に向き合う

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「身の程」 にしても 「雨男」 にしても、どちらかといえば、自らを客観的にみていて、謙虚さがみえる本来はいい言葉だと思います。
それを言葉尻をとらえて、意に反して、さも悪いように宣伝するのは、どこか、小さい気がします。

ものごとに謙虚に向き合う姿は、みていて気持ちがいいです。謙虚な人ほど思慮深い、ネガティブではなく前向きであるともいえます。

謙虚に向き合えば、横暴でかえされることもあって、謙虚になるのも中々楽ではないけれど、まあ謙虚にして聞き流せば、ネガティブな声より、広い世には通じるものがあるというものです。

ところで、
『大坂なおみ 右肩の負傷でWTA最終戦を棄権 「とても残念」 』
というニュースがありました。
彼女は、振り返って、「とてもたくさん泣いた一年だった」、と言い、
「今季のほうが、去年よりいい一年だった」 と語る。
「よりよいテニスプレーヤーになることだけ」 だと言う。

かつて全米オープンの優勝に続き、全豪オープンで優勝を果たし一躍脚光を浴びた時、米紙は、
「ナオミ・オオサカは、最も謙虚な、グランドスラム勝者」 と評したということです。
ひとは、彼女の明るくて穏和な人となりを見ている。
がんばれ、大坂なおみ。

(横浜のみなと、ふたりして海をみている)

  

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2019年10月27日 (日)

ほんものというものは

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ラグビーのことは知らないけれど、
ワールドカップ日本大会
迫力、スピード、技
ほんものというものは、
真剣そのもの
そのかたち、その動き、その闘志
陣形と連携がおりなす変化の急
俯瞰すれば、秩序と美がある。

  

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2019年10月22日 (火)

大切なことは、

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 冷たい雨がふっている。宮殿の中庭に立てられたのぼり幡が風にひるがえる。即位礼正殿の儀は、寂とした中で行われた。陸上自衛隊による礼砲、二十一発が響いた。

思えば、世界にはたくさんの国があります。大切なことは、国家の姿ではないだろうか。中々、すっきりした姿に成るには、一朝一夕には難しいものがあります。

  

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2019年10月18日 (金)

野ぶどう

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 川の水は元に戻り、またいつものように流れている。その川のふちの野ぶどうの一群れ、小さな実はそれぞれに色づいている。ブルーとマゼンタが美しい。なんとなく、なつかしいような、こころ惹かれるものがある。

諸説あるようだけど、やはり野ぶどうは野ぶどうの個性をもち、自らの意思によって色をだしているのだと思う。
野生は自分で生きるから強い。健康が鮮やかな色にするのだと思う。

  

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2019年10月14日 (月)

嵐が去って

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 天地のメカニズムのすさまじさ、洪水によって、濁流が町を覆い、橋脚を落とし、車を飲み込む、成すすべなく土砂が侵入し、天災は恐ろしい、と初老の婦人が言う。テレビを見ながら茫然として沈黙する。

一体、これだけ大量の水が天にあることの不思議、大海から引き上げられた水蒸気が天を覆い、降ってくる。大地に落ちるやいなや、その水量はとてつもなく大きな破壊力をもつ。

嵐が去って、人々は思う。人々は戦う。経験は力となる。人がつくる環境は、耐え得るものへと変化していくのでありましょう。

  

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2019年10月11日 (金)

うまくいくための空気

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 みんなの気分が明るくなることはいいことです。リチウムイオン電池の開発で、ノーベル化学賞に輝いた。旭化成名誉フェロー、名城大教授の吉野彰氏さんの快挙のニュースは、うれしいものでした。

ノーベル賞は、人類のために貢献したものに贈られる。世界中のひとが恩恵に浴することができる。世の中、いろんなことがうまくいくためには、みんなの気分があかるいことが必要です。

永きにわたって世の中が安定していて、自由な発想を生む環境が、創造力と研究心を育む、その大らかな空気がこの国に流れていた。四季の移り変わりと美しい自然の中で、感性が磨かれ、その苦労が実を結んだのでありましょう。

吉野彰氏は、「苦しみを乗り越えると楽になる」 と言われた。
なにを成すにも自らに厳しく課す、ということでしょうか。中にはこの盛り上がり、あまり面白からずと見ているような感じのひともありますが、いまはよろこぶとき、それでよろしいと思います。

  

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2019年10月 7日 (月)

明るみにでる一瞬

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 昼間は半そででも朝夕、風はつめたい。もう秋。朝顔は物干しに巻きついて、花は小さくなったけど、今日も咲いている。
松葉ぼたんは、夜の寒さに朝は元気がない、ただ所在なさげに伸びている。それでも強いひかりが射すと、まだ黄色い花を咲かせます。

陽の光りは生命力の源、それを浴びればひとの心を穏やかにして、若さを保ち、社会性が増すということです。
どんなときでも、明るみにでる一瞬は、かすかな喜びがあります。解放感があります。

  

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