« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月

2011年1月29日 (土)

目さきの思惑より深謀遠慮

110118b

Line01

歳月は人を待たず、と言います。やるこをどんどん早くやってくれ。というのもわき道にそれないで、肝心のところをしっかりやってくれ、ということでしょう。目的に向かって、てきぱきとやっていけば、みんな活気づいてくるのは間違いない。
しかし、やることに愚かであってはなりません、先の官房長官仙石さんは、国会答弁で首相を押しのけて前に出る場面がしばしばありましたが、それはこうだ、と性急に答えを出してしまうのは、まじめなやり方には見えません。一方的な結論
が先にあっては、かくれた真理が見つからないからです。いま何ごとも深く真摯に考え、不言実行が必要なときにきているような気がします。

Line01_2

 

| | トラックバック (0)

2011年1月10日 (月)

さわやかな声

110110b

Line01

 さらさらと流れる水音のように、聞いていて心が安らぐ声があります。遠くは、若き日の美空ひばりのトレモロ。近くは、かっての松田聖子の唄声がそうでした。清新で、ひとつひとつの声音にうるおいがありました。何か新しい風が吹いてきたような、そんな心もちにしてくれました。

先代の水谷八重子の人気も、ひとつには、ハーモニーのようにしっとりとした、そのうるおいのある声が多くの人々を惹きつけていたとと思います。また幸田文さんは、忘れ去った言葉を思い出させてくれる、やわらかく包みこまれるような話し方、いまで言えば、中山恭子さんなども物腰のやわらかい話しかたをする人です。お二人とも背すじがぴんとのびた性格に比して内剛外柔が落ち着きとなって表れ、聞く者にけがされるものがありません。

男性では、先ごろ逝ってしまった中村富十郎さんの声は、東西一級のもの。朗々としてさわやか、澄んでよく通る声は、一種のあこがれに似て、胸がすっとしたものでした。
高峰秀子さんの本にも声楽家に師事した1文があり、玉置宏さんは、明瞭に聞こえることをもっとうとしています、と語っています。人それぞれに努力のあとが見えます。声の良さは、まさに明瞭そのものでもあります。それは人をたのしくしてくれますね。

Line01_2

 

| | トラックバック (0)

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »