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2012年12月23日 (日)

切って捨てる・ナンセンス

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文明国と野蛮国を区別しようものなら、たちまち差別だ、と非難の声があがるのは見えています。いわゆる中華思想というものをひとことで言うなら、文明と野蛮を区別するものだと思います。現在では、信じられないことですが、その文明の中心が中国であって、その他は、未開の野蛮とみなしていた中華という言葉は、思い上がりもいいところです。臆することなく、中華人民共和国とそれを国名に取り入れているわけですが、外に対しては、中華という文字が消えて、People’s Republic of China となっている。シナ人民共和国ということですね。

世界では、シナあるいは英語圏ではチャイナで通っています。日本だけが中国と呼んでいる。日本のその呼び方は、中華という思想を受け入れているに等しいです。ということは、意識していなくても属国として甘んじているということにもなりかねません。

それを意識してかどうか、石原前東京都知事は、この3月ごろから、シナという呼び名を使っています。いわく、シナがやっていることは、シナが怖いのかね、シナ様もそうなった、などなど、頻繁にでてきます。そこで、シナと言わない方がいいのでは?、という人がでてきました。以下は、石原前都知事の記者会見の記録を引用します。(H24.9.21)

記者・・知事はしきりにシナ、シナと言われますけれども、やはり相手国が嫌がるような呼称を言うべきじゃないと。少なくとも挑発と取られてもしょうがないんじゃないかと思うんですけど、その点いかがでしょうか。
知事・・じゃあ、あの国を何と呼んだらいいの。
記者・・一般的な呼称でいいんじゃないでしょうか。
知事・・何だ、一般的呼称って。
記者・・いや、中国と呼んじゃいけないんでしょうか。(知事の声大きくなって)
知事・・一般的に言うと、中国というのは、岡山県と広島のことだよ。向こうのインターネット見てごらんなさい、あなた。英文で書かれたインターネットには、シナ、シナって書いてある、S・I・N・Aって。
記者・・そういうことを申し上げてるんじゃなくて、向こう側が、向こう様が嫌がることを…。(記者の言葉をさえぎり一段と大きな声になる都知事)
知事・・何で、嫌がる理由はないじゃないか。
記者・・いや、事実、向こうの方が嫌がってると思うんです。
知事・・孫文がつくった言葉じゃないか。
記者・・向こうの方がやっぱり嫌がってる言葉を使うのはまずいと思うんですけど。
知事・・シナ人が、日本人が「シナ」って呼ぶこと、嫌がってるの。
記者・・はい、と思います。
知事・・「と思う」んじゃない。君が思ってるだけなんじゃないの。ナンセンスだね、言ってることが。はい、ほかの質問、どうぞ。

シナは世界の共通語であって、差別でもなんでもないわけですが、あの中国の反日デモをみれば、文明とは程遠い、中華という言葉のうそらしさが見えてきます。中国の王朝が中華であって、民は野蛮、という印象があります。ちょっと耳が痛いのですが、石原前都知事は、間違った思い込みでものを言うのは、ナンセンスだ言っています。中国という言葉に慣れてしまったので、考えもしなかったけれど、いつか中国という言葉に変わってシナが普通になるかも知れません。しかしながら、中華人民共和国という国名そのもは、その国の主権であって尊重するものであります。

 

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