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2013年1月14日 (月)

文化の高揚は強圧に勝る

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良心をもってことにあたるのが、日本の外交ですが、中国政府には、良心なるものは見えてきません。あるのは、どんなことでも論破できるという自負と、曲解に長じた敵対的な攻撃性をもつ、黒白逆転の論理です。それを押しつけようとする誤魔化しでしかないです。中国は言っています。「中日間の困難な局面は、日本が招いた。日本は現実を直視して、適切に問題解決を図るべきだ」、と。

中国の自らを正当化しようとする反論は、真実の歪曲、まったく自分本位のご都合主義であり、われわれの良心と理性をかく乱して見苦しい。
これは、安倍首相が、「中国は政治目的のために、日系企業や個人に被害を与えることは、責任ある国家として、間違っている」、としたことへの反論ですが、中国は、その粗暴な振舞いの痛い所を突かれて、世界の周知の前に認めざるを得なかったので、論点のすり替えで逃げたのです。安倍首相のこの言葉で、中国は、官制デモの扇動は抑制せざるを得ない。

言論でも、武力でも、ごり押しは人間の真理を損ないます。世界に共通して価値あるものは、覇権や武力でもなく、文化でしょう。感性によって洗練され、長年にわたって築きあげた、伝統芸能、美術、音楽、アニメのように文化をもつものは強い。

中山恭子さんは、世界の文化交流の場として、日本で世界の第一級の表現者を招く、”まつりプロジェクト”の実施を提案をされています。素晴しい提案だと思います。文化は、国境をこえて心を豊かにする力をもっています。

”文化のオリンピック”を通じて世界に寄与できれば、われらの心の安定剤となり、存在が有意義なものになるに違いないです。文化の高揚は、武力に勝る。と言っていいでしょう。

 

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