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2013年4月24日 (水)

1票の価値

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人それぞれに個性があり、できる能力にも差があります。年功を積むごとに成長するということもあり、自ずと見識も生活様式も変わってくるだろうと思います。人みな平等とは言っても、それぞれある程度の責任と期待されるものが異なってくるだろうと思います。そういう意味で、平等とは何?1票の格差って、ほんとうに計れるものだろうか、と思うのです。

1票の格差が違憲ということで、山梨、福井、徳島、高知、佐賀、などの計5つの選挙区を減らす案が出されています。けれど、私には、格差という不利益の実感がありません。高裁の判決文では、格差と言わず、較差といっています。最大と最小を比べたとき差がある、と言っているに過ぎません。

1票の重みというものは、政治家として聡明な人が当選したとき、価値あるものになる。しかし、候補者を見るのは、はなはだ難しい。3年余の素人政治を見てわかったのですが、あのときの1票の価値は、下落したものだった。つまるところ、個々の1票が、善政か悪政かを左右するのであり、1票の価値というものは、浮動票のそれと、真摯にものを見ていた人との間には、差があるのではないだろうか、と思うのです。

つまり、1票の重みは、得票総数の中に、等しくあるのではない、ということではないか。そうだとしても、それを事前に格差として計ることは、できるはずもないと思います。

それに、違憲とされる憲法十四条は、すべて国民は、平等であって差別されない、とありますが、この条文に照らして、選挙の区割りが、地方に対して都市を、差別をしていた、という結論を導き出せるのかどうか、疑問に思うところです。裁判官は、結論が出せないものを無理やり、だしてるような気もするけれど、違憲というのは本当に正しいのか、実のところはよく分からない。

 

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