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2013年5月22日 (水)

ひっくり返る真実

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よく見えない不確かなものは、そのままにした方がいい。「否定できない限り、活断層とみなす」、というのは、不確かな結論、と言えます。推論の上にたった、その断定は、ある希望的な予測の観点にも見え、不可能なものをも可能にすることもある、という極論であったり、言いぬけであるかも知れません。

不確定なものは、不確定に置くべきであり、立場を利用して断定し、他論を排してはいけないと思います。確定できないものは、自論も他論も不確定であり、それなりにそこに至った相反する確からしさというものは、双方ともに認められるべきです。

そもそも、数万年前の日本列島の地形の流動期における、未成熟の学問において、推論による断定は、過ちを含んでいます。かって、ある外務大臣は、
  「おっしゃるように、証拠は出ていないけれども、否定はできない」 と、
あたかも強制連行があった、と言っているに等しい答弁をしたけれども、見苦しいものでした。証拠が見つからないから、と言って、否定できないと言ってしまえば、真実がひっくり返ってしまう、のであります。

 

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