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2013年7月 1日 (月)

汚れを知らない正義感ゆえに

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事実と信じるものが、作りごとであったなら、それにつづく論理展開は、不合理です。それがどのような論理であっても、正当性はありません。中国がいう、「尖閣は日本が盗んだ」、を肯定するような鳩山元首相の発言がありました。また、一部には、中国の言っていることを、正当に評価することが必要不可欠と、鳩山氏を擁護するものもあります。

黄文勇さんによれば、中国は、歴史の真実よりも創作が大好き、という。40年におよぶ黄さんの研究調査によれば、「尖閣は中国の領土」とする中国の歴史論拠は60点あり、その原文を検証した結果、すべてうそであることが分かった、という。「正論」25年5月号にくわしくでています。

にせもの天国と言われる中国のイメージは、いつも肌で感じるけれど、捏造だらけの中国史、というのも、うなずけるものがあります。中国の1300年におよぶ科挙の制度は、言葉を巧みにすることを至上として、言葉こそ最大の武器とする思考を生んだと思います。その鍛錬の結果、中国は、どんなものでも、すべて論破できるという、おごりを持つようになり、腕によりをかけた言葉を発することに腐心する。

日本は、そのような大陸の色に染まらず、洋上に浮かぶ島であって純粋培養によって、損得よりも、真偽に価値をおく独自の文化を育てた。その汚れを知らない正義感ゆえに、中国の言う正論に触れたとき、それが実は上辺だけの正論であっても、同調し、感化され得ることが起きる。

つまり、中国の自信というものは、自らが放つ言葉によって、日本がいづれ、すり寄ってくるという、その洗脳する能力を自覚していることからきてるのではないか、と思う。鳩山氏や、その同調者、あるいは朴某にしても、その他の革新の闘士にしても、洗脳されてしまっては、道理の通じるはずもなく、批判の意味を失ってしまいます。静かなる洗脳は、偏狭を植えつけ、自覚できないところに恐怖があります。

カイロ宣言を履行せよ、と中国はいうけれど、カイロ宣言と呼ばれるものは、米英中3者の署名がなく、当のチャーチルが原本の存在を否定している、という。「宣言」という文字もない、70年前の紙切れは、すでに失効し、威厳を消滅している。鳩山氏のように自分は正しいとする主張そのものは、前提条件が成り立たなければ、間違っているこになります。

 

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