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2013年9月 4日 (水)

非礼な質問と論点のすり替え

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人間は弱いもの。いつも理性と私情のあいだで揺れ動いている。そのよい例だった。先ごろ国連の藩基文事務総長は、韓国において、日本の憲法改正に対する国連の立場を問われて、”日本は深く自省するように”、と的はずれもいいところ、とんちんかんな応えで日本を批判しました。公平無私であるべき立場を越え、利己的に私情をだして論点をすり替えました。

答えるべきは、憲法はその国の主権にして、国連は関与する権能を持たない。ではなかったか。記者のその質問は、「北東アジアの国々が憂慮している日本政府の平和憲法改正の動きに対する国連の立場はどうか?」、というものでしたが、はたしてどの国が、どのように憂慮しているのか、それは正当性をもっているのか、定かならず、責任回避するようにあやふやにして、北東アジアの国々の憂慮というは、思いあがりにして非礼な質問でした。

自らの改憲に否定的な言質を引き出そうとする日本の新聞が言わせているのか、と一瞬頭をよぎりましたが、憲法は、成熟した自国がどうあるべきかの規範、他国の関与、指示は無用です。

外交的な約束を反故にするような、法治の未成熟な国に心配してもらうには及ばないというものです。普通に考えれば、よその国の憲法に敬意をもつことをすればこそ、口をはさむなど、思いもよらないことです。

 

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