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2013年12月18日 (水)

暗躍する妖怪

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せっかく国会議員になったけれど肌が合わなくてすぐにやめた有名人がいましたが、今度は、妖怪と戦うのはえらいことだ、といってやめていった人がいます。何か唐突で真意がぼやけてよく見えません。元々のこころざしは何だったのか、思いどおりにいかないからといって、選ばれた身の重さを忘れて職を投げ出すのは、国民全体への背信ともいえます。

歴史や憲法の見かたは、人の度量と真摯な探究心、あるいは歴史や憲法を思うままにあやつろうとする人によっても、違っているわけですが、それを、全然違う、地獄みたいだった、もう限界だ、と自らの度量の狭さが見えているのも知らずか、人のことを否定して自分は正しい、と言っているのかも知れませんが、そういういずれが正か悪か、見ていて分かりにくい行動というものは、氏自身もまた妖怪に魅入られているためかも知れません。

そう思ってみると世の中は妖怪だらけです。妖怪は、さまざまに姿を変えることができます。人の身体に入り込んで世界中に暗躍しているような、妖怪は自省というものを忘れさせる、観点はひとつしかない、好きか嫌いかで行動をそそのかす、執拗さと無理押しをもって、人の心を骨抜きにしようとします。実は私もその妖怪に操られているのでは、ときどき思うのでした。

 

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