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2014年1月22日 (水)

破れかぶれの不合理

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些細なものごとへの過剰反応は、恋は盲目に似て、ひとつのことしか見えなくなった結果といえましょうか。盲目が意味するところの、理性と常識を失えば、その反応は当然として道を踏み外したものになります。他人の庭で他人がしていることをのぞき見しながら、外から反応せずにはいられない人々がいるのも、自分たちに持っていないものがそこにあるからかも知れません。

そういう景色は、何かさもしい感じがするのです。外から見た、その過剰反応は、ほんとうに心の深みのあるものまでは知るよしもないでしょう。うるわしいものを持てるものと持てないものとの差は、歴然として、名器をもつ者にしか良さを分かりはしないし、それに値する振る舞いもできるはずもないのです。

それなのに、時に遠く外から、度の過ぎた反応してみせることがあります。それは、彼らがもう負けてしまったと悟ったときでありまして、破れかぶれの不合理が際立つのでした。

 

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