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2014年1月 8日 (水)

一方的に過ぎる発言

140108a

失望するためには期待が必要です。すくなくとも、何かを実現することを望んでいる確かな持続的な意思と信頼、親愛の情が必要です。そうではありますが、先の安倍首相の靖国参拝に対して、駐日米大使館は、「米国政府は失望している。」 と表明しました。

これにはびっくりです。期待していたものが、まさかという感じでくずれさります。中韓が意を強くしたのは確かなことだと思えば、もう失望を通りすぎて不信感がよぎります。オバマ政府の失望表明は、日本に対する信頼感のゆらぎとするなら、それは鳩山氏がはなった「トラストミー」、私を信じて、といったときに始まったのかも知れません。いまごろになって一矢を報いられるとは、氏の失われた信頼の罪は大きいものがあります。

しかしながら逆にいえば、期待していないものには、もとより失望することもないわけで、米国務省が後になって、失望は緊密な関係の証しだ、と言い訳をしたのは、わずかな救いでもありました。けれども、期待に対する失望というものは、他者が成すことに依存しているわけで、消極的な態度の表れではあります。アメリカは知らず知らずに自らの威信を失いつつあるのか、アメリカの存在感はどこへ行ったのか。

駐日米大使館の声明文にある、「過去への反省を再確認する表現に注目する。」 という結びは、日本に反省せよと、いっているに等しく、アメリカが自省しないのであれば、一方的に過ぎ、歴史を歪曲する国に毒された、出過ぎた発言だと思うのであります。

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