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2014年12月24日 (水)

根づよく残ったもの

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 それと知らずに何かの力で操られることは、人が本来もっている健全な思考の成長と発達を妨げる。それは、ある意図で見えないところで進行していたのだけれども、庶民はそれに踊らされていたことに気づかなかった。アメリカの民主主義と正義をすっかり信じていたのだった。

けれども、昭和21年GHQは、新聞や報道に対する、削除または発行禁止に関する30項目の検閲の内容を日本に示した。アメリカが、日本は邪悪ときめつけ、伝統ある精神を見抜くことができず、日本を意にままにしようという傲慢さがでています。いま、その30項目を読むと、驚くべきことにしっかりとメディアの中に生きていることがわかる。

ひとえにこれを玉条としてきたのであろう日本の一部のメディアの思考停止と責任は重い。江藤淳が米国立公文書館でこれを見つけて、「閉ざされた言語空間」に著している。それは、一切の批判を封じ、もの言うことも、考えることも奪い、日本人の心を破壊しようとするものでありました。
批判することを禁じたものの中から主なものを抜粋すると、つぎのようなものがあります。

 1) 東京裁判の批判
 2) GHQが憲法を起草しことの批判
 3) アメリカや、ロシア、イギリス、朝鮮人、中国などに対する批判

これらは厳重にタブーとされたのでした。一部メディアのみならず政界や知識人の主張の中にも、強く上記に依拠していることをうかがわせるものがあると思います。何ごとも一方的なやり方が通るはずもないです。

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