« 感謝の気持ちを忘れない | トップページ | おごりが虚栄のはじまり »

2016年5月16日 (月)

危うし自己陶酔の道

160516b

 

 心やさしいくらしをしてきた人たちは、やさしい言葉をもっている。非道なことをしてきた人は、非道な言葉が簡単にでてくる。エリザベス女王の、中国のひとたちは、「とても非礼でした」、というひと言が報道されました。習近平国家主席の訪英時の警備については、中国があれこれと注文をつけていたと伝えられます。

すぐさま、中国のメディアが反応しましたが、非礼という言葉には、あらがう術がありませんでした。中国メディアが、西側のメディアはゴシップ狂で、野蛮で粗野、とほこ先をずらし、返って事を大きくしたのではないでしょうか。西側メディアを指して、「牙をあらわにして爪をふりかざし、きわめて自己陶酔的で、野蛮人」、という発想は、かれらの風土に染みついたものが、簡単にでてきたとしても、おかしくない気がします。

中国文明が至上であり、それ以外は野蛮、というおかしさは、どうしようもないです。中国メディアは、つづけて、「5000年つづいた東洋文明に、彼ら(西洋メディア)が絶えずさらされるにつれて、彼ら(のマナー)も進歩するだろうと信じている」、とのべています。時代遅れの夢想というか、本音がでている気がします。

「・・かれら(のマナー)も進歩するだろうと信じる」、というこの言葉に表れた中国の本音は、自由よりも、法よりも、民主主義よりも、そして人権よりも、われらの優れた支配階級による全支配こそが、秩序というものであり、最高の価値だと考えている。世界がそれに従うのが、進歩したマナー(礼)だと、ほんとうに信じて疑わない。

つまり、下から目上にたいする礼はあっても、上から目下のものへの礼というものはない。だから非礼に気づくはずもない。もうつきあいきれない気がします。危うし中国、そこに道はないと思いますよ。

 

|

« 感謝の気持ちを忘れない | トップページ | おごりが虚栄のはじまり »

コメント

中国の、このリアクションには唖然とするほど品位のなさを感じます。
なんだかどんどん北朝鮮に似てきましたね。
今まではもう少し中国は賢いつき合い方をしていたはずですが、こんな風になったのは習近平の「中国が一番」というプロパガンダの影響かも知れません。
そう言えば「アメリカが一番」と叫んで人気を集めている大統領候補がいますね。
世界が幼児化してきました。

投稿: | 2016年5月18日 (水) 12:31

コメントありがとうございます。
アメリカが、だんだんと内向きになっていくなら、日本の責任は、いよいよ増していくような気がします。

投稿: ちぎれ雲 | 2016年5月19日 (木) 08:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/126209/63636434

この記事へのトラックバック一覧です: 危うし自己陶酔の道:

« 感謝の気持ちを忘れない | トップページ | おごりが虚栄のはじまり »