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2017年1月16日 (月)

歓心を買うきれいごと

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 失敗してもいいんだよ、そのために長い人生があるんだから。と、父親が娘をしかる新春ドラマがあった。中々いいせりふだった。生きていくにたいせつなもの、すべては時間なんですね。人間うまくいかなくてもまたやり直せばいい。長い人生があるんだと、そのひとことで勇気づけられます。

歴史の流れもおなじようなもの、試行錯誤の末にひとつひとつ解決への道を進んでいく。そうやって、豊かさのあるところに歴史が流れる。ひとそれぞれに、何がよい結果をもたらすか、もっている美意識が行いにあらわれ、それが歴史となる。

けれども、日本人の行動を支えている美意識というもの、考えてみれば諸刃の剣のような気がします。言うなれば、きれいごとに取りつかれてしまうと、中々そこからぬけだせない気がします。きれいごとは固定観念と同じ、それに身をまかすのは楽ですからね。思考停止なんですね。

それがあだをなすんじゃないかなあ。きれいごとが日本人の最大の弱点かもしれません。メディアも著名人に、きれいごとをいわせ歓心を買う、政争の声も行きつくところ、きれいごとに見えてしまうような。

そこに新しい発想はなく時代の流れの中で視点を見失ってしまうような。何か落とし穴が隠されている気がしますが。

 

 

 

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