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2017年8月

2017年8月31日 (木)

理解を超える

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 世の中わからないことが多い。理解不能はこころ乱れ、体力を消耗する。そんなもの、できれば見たくない。29日6時12分、北朝鮮のミサイルが日本の上空を通って、襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下した。まかり間違えれば、海であろうと、陸であろうと大参事になる。

北の独裁者の言うこと成すこと、この二十一世紀において、ことごとく理解不能。権力の誇示か。どうだすごいだろう、この実力を見たか、恐れ入ったか。といってみたとて、実を伴わない独裁者の意のまま、気ままは、おそらく、それは壮大なる経済と体力の疲弊をまねくばかり。

何かが間違っている。この平穏な空に、これでもか、これでもかと、ミサイルを放って見せたとて、そこに何かを利するものがあるとは、とても思えない。窮地は深まるばかりなのに、なぜか。健全なる物差しで彼を計れば、計りようがない。もう病んでいるしかない、一体、なにがしたいのか、彼は。

われわれは、成すすべを知らず見透かされたか。泣く子にどうすればいいのか。わからないことが多い。その日から、日に幾度となくゼット機が轟音をあげて飛んでいく。

 

 

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2017年8月28日 (月)

徳の修養のための歌

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 先日、新聞にでていたことだけど。「自分なりに実践、努力、まごころをもつ道徳の修養をするには、演歌がいい。島津亜矢が歌う 『いのちのバトン』 には日本人の死生観に通ずるものがある。」 と加地伸行大阪大名誉教授が【古典個展】というコラムに書かれていました。


それは確かに熱唱していて訴えるものがありますね。その歌が好きになれば、自然と、その心が身に沁みる。私が思うに、純粋な歌謡曲でいえば、美空ひばりの歌を、やはり島津亜矢がじっくりと歌う「津軽のふるさと」、がいい。


『・・・りんごのふるさとは雪国の果て晴れた日は晴れた日は船がゆく日本海・・・』、ここには訴えるものがありません。ああ今いずこ、ああ夢は遠く、なつかし、とはるかな郷愁をさそう。自らを思う。そういう景色を目に浮かべなが、静かだけど心を熱くする。これも修養の教材といえると思います。


話しは変わりまして余談ですが、今日の朝日は、つぎのように書いています。平成元年に美空ひばりが亡くなった。昭和が行って、平成とは国民が溶けていった時代だった。と、私にはわかりにくい記事でしたが、朝日が言いたいことは、国民は、必要なとき、国家に呼び出される概念装置だ。という。たぶん、国民がきらいだ。といっているのだと思います。どこの新聞・・。

 

 

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2017年8月24日 (木)

ひとつの啓示

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 後ろで雨がざーっと降っている。見ていて心が洗われるスピーチだった。靖国における我那覇真子さんの動画。「皆さまこんにちは。(こんにちは)、只今ご紹介にあずかりました沖縄県より参りました我那覇真子と申します。」と始まる。

 自ら進んでお国のためと言って、十七歳の親戚の女性が帰らぬ人となった話しを、父から聞いて、魂の震える思いをした。沖縄出身の神風特攻隊中佐の遺した言葉は、「自分は戦死するのは何とも思ってはいない。しかし、この戦争が終わった後の日本はどうなっているのだろうか。」

・・・我那覇真子さんは、思う。そして一つの啓示を得る。それは、古来よりわが国は、後に続く者のあることを信じて、国難を乗り切ってきた。そう、後につづくものを信じる。これが日本国を貫く約束だと。

いまの日本の姿をみると、英霊の方々に感謝と同時に、お詫びをしなければならない。「英霊の皆さま、まことに申し訳ございません。皆さまが身をもって残された日本は、このようになりました。英霊の皆さま、ごめんなさい。」、・・・そして、「英霊のみな様、いま少しばかりお時間をいただきたいと思うのです。 後に続く者のあることを信じていただきたいのです。」、と語りかける。

「・・・憲法を守るのか、日本国を守るのか。・・・いまわれわれ日本国を守ってくださっているのは誰でしょうか。 自衛隊の方々です。・・・つまるところ、自衛隊は国民を守り、国民は自衛隊を守るのです。・・・私は沖縄県民として国防を担える沖縄であるということを誇りに思っております。
若者代表として私は日本の体制をここにお誓い申し上げます。英霊の皆様、今は安らかにお眠りください。 ありがとうございました。」
切々と訴える言葉の切れ目ごとに拍手が起きる。これは自覚を促がし、勇気を与えてくれました。


【日本と世界の未来を担う若者からの提言】より

 

 

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2017年8月21日 (月)

いくつかの不合理

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 人類の普遍的価値というけれど、それは軽い。命題が大き過ぎ、とても曖昧。韓国の文在寅大統領は、慰安婦と徴用工の件に触れ、「解決には人類の普遍的価値や国民的合意の上での被害者の名誉回復と補償、真実究明と再発防止の約束という国際社会の原則がある」として、「日本の指導者の勇気ある姿勢が必要だ」と演説した。

いくつかの不合理がある。真実究明というが、真実究明ができていないというなら、そもそも被害があったのか疑問がある。加害の証拠があるのだろうか。韓国も、過去にすねに傷もつ身、普遍的価値を知っているともみえない。圧政の北に物言わず、日本に上からの目線でもの言う。そのプロパガンダに照らせば、かれらの国民的合意は意味がない。それは自分勝手。

必要なのは真実であって、勇気などではない。再発防止の約束というけれど、いったい、ことごとに約束を反故にして恥じないのは誰か。慰安婦の像もそうだが、やせ細った徴用工の像にしても、自虐に落ちて、ことさらに憐みを乞うような彼らの姿は、実にいつまでも嘆かわしい。

その為政者は、自国を客観視しようともしない。まして日本を理解しようとする視点もない。日本を理解しようとすれば、彼らの世界も変わると思うのだけど。

 

 

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2017年8月17日 (木)

跡形もなく消えた

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 台風縦断後、明るい夏はどこかへ行ってしまった。集合住宅の一階、ささやかな庭。ハコネウツギ、つばき、くちなし、山茶花の木などがある。いつのまにか桜に似た小さな木が生えてきた。朝、みるとその一枚の葉の裏に蝉の抜け殻がぶら下がっている。このあたりはあぶら蝉が多い。我が家の庭に、なんとなくうれしい。
『ふたたびは帰らず深き蝉の穴 阿波野青畝』、たしかに、ここに抜け殻を残し、どこかへいってしまった。

あくる朝、空蝉がいない。どこにもいない。
『空蝉のいづれも力抜かずゐる 阿部みどり女』、しっかりと葉をとらえ、すこしの風に吹かれていくはずもない。撮った写真をよくみると、みずみずしいようでもあり、背中も割れていないようにみえる。かれは、穴からでてきたものの、夕闇せまる寒さの中で力尽き、羽化に失敗したのかもしれない。時が過ぎ、明るい光に身をさらされ、鳥に獲られてしまっても不思議はない。そのできごとは、ちょっとあわれな感じがしました。

 

 

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2017年8月13日 (日)

風に流される

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 世の中、きれいごといでは片づかない。きれいごとは、言うはいとた易いけれど、新しい発想はない。一方に清浄あれば、一方に不浄がある。湖に映る山と空、山も湖面も美しい。でも、よくみれば水はよどんで暗い。それでも山も湖も、なくてはならない大切なもの。当然のことだ。

国会ではげしく議論するのはよい。論は分かれ、理は多様でむずかしい、ときに角も立つ。けれど人は、相手の論に立って考えることも、できるようにできている。静かに思えば、それはそれで分からぬでもない。ただ、それでは前に進めないこともある。そこに責任ある立場として高度な判断が要求される。

国会の開会式で天皇は、「国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを、切に希望します」、とのべられた。そのお言葉をいただいて、論争あることはすばらしい。でも、ともすれば、論をはなれて、ことばが中傷になるのは実に見苦しい。

国会は、賛否の論を尽くし、それを向後に残すことに意味あり、もってあとは、お言葉の通り「和」にいたればよい。

さきごろ、長崎の被爆者連絡協議会議長は、総理に面と向かって、「あなたはどこの国の総理ですか」、と言ったというニュースがあった。そういわせる世の雰囲気、人としての礼儀を忘れるような、その風はだれが吹かせたのだろうか。いたずらに風に流されるのもさびしい。

 

 

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2017年8月 9日 (水)

時代に遅れたもの

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 存在感があるほど風あたりが増す。それはまあ、見向きもされないよりはるかにいいに違いないです。嫌なことでも、それをうけとめ何とかしようとするところに、活力と成長を生み、その経験が盤石の巌となる。

韓国は日本が悪いという。中国は俺のものは俺のもの、日本は黙っておれという。どちらも、時代に遅れて未熟、間違っている。南シナ海問題について懸念を表明した河野外務大臣にたいして、率直に言って失望した、という中国の王毅外相。対して河野外務大臣は、「中国には大国としての振る舞い方を身につけていただく必要がある」、と返す。たぶん、王毅外相は予想外のことを言われて、びっくりしたかもしれません。

 

 

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2017年8月 3日 (木)

みだれない秩序の美

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 きちんとした行動とその一体感は美しい。安心感がある。たぶんそれが秩序というものであろう。稲田前防衛相は、7月31日、離任式にのぞみ防衛省をあとにした。大臣への敬意を表す儀仗隊による栄誉礼を受けた。辞退したものの前例によって行われた。

見送りにならぶ自衛隊幹部は制服で、つぎつぎに敬礼。多くの職員も出口までつらなり礼をする。ひとりが拍手を贈ると、つぎつぎに拍手が広がっていった。万感の思いがあったのか、並んで随行する若宮副大臣からハンカチを受け取り目頭を押さえる場面もあった。大きな花束を手渡す大臣室の女性職員にも別離の情がみえた。

出口のところで稲田氏は、「みなさんに会えて本当に良かった。本当にありがとうございました」 とひときわ声を大きくし、みなに感謝の気持ちをつたえた。笑顔でこたえた。なにをいわれても胸を張っていればよい。そう思います。

 

関連情報はこちらです。

 

 

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