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2017年10月10日 (火)

凡なることの積み上げ

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 ひとのことは、計り知れないと知れば、自己は凡人に過ぎないと知る。凡人は、ただ自らが負う責任を果たしていけばよいのかも知れません。おそらく、そういうことが大事なのでしょう。

先日の大河ドラマ「おんな城主直虎」において、百姓の身になったおとわ(直虎)は、南渓和尚に、徳川様というのはどのようなお方であったか、と聞かれ、つぎのような意味のことを答えていました。

あのお方は非凡なる凡。己を凡人として踏まえ、決してておごらず、何をなすべきかを知り、やるべきことを積み上げ、凡なることを着実になしえるお方は、やはり非凡なのではないかと、ゆっくりと回想するのでした。なるほどのう、と南渓和尚は嘆息する。

己と他、いずれが凡かは知らずとも、凡と非凡のあいだには、おおきな隔たりがある。たがいにその一点だけを押していては、らちが明かない。そこは、なすべきことをまじめに積み上げていくしかない。つまりは、もって生まれた清潔感、うそやごまかしのないことを大切にする、ということでしょうか。心の片隅に残った一場面でした。 

 

 

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