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2018年4月 9日 (月)

確かなものと不完全なものと

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 蒔いた種をカラスにほじくられるのもしゃくだけど、疑似餌でひっかけられる魚も口惜しい限りです。しかし、なんだかんだといっても、世は平穏無事です。それも、ながい時間をかけて、きずいてきた確かなものがあるからでしょう。

だからひとは、まあまあ、生き生きとしていられる。その確かなものは、「草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った」 と中島みゆきさんが歌うように、男も女もあり、名も知らない地上の星たちがきずいてくれたものでありましょう。

人びとがいわば文化を育んできた。かれらは情熱をもっていた。まじめに向き合うことでしか結果をだせない世界、それはふるくから知られていた。その流れをくむスピリットをもっていた。だからかれらは確かなものを形づくることができた。

人はもともとというか、そもそもというか、不完全なものといわれていますね。だれしも過ちをしないものはいない。そこが成長のしどころ。銀河鉄道999のネーミングは、1000に満たないということで、松本零士さんによれば未完を象徴しているという。つまり旅をつづけているのだと。

だから不完全の崇拝というのは生きているあかし。不完全なのはみなおなじ。不完全を衝いて完全をもとめる声もあるけれど、あれはあまりまじめとも見えず。生きる緊張感が見えないような。何か生命力も感じられない気がします。

 

 

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コメント

こんばんは!
ちぎれ雲さんは松本零士氏がお好きですか?
私は好きです。
氏の「戦場まんがシリーズ」に、中学生だった私は大きな影響を受けました。
男としての生き方を学んだ様に思います。
今あるのも氏のおかげ・・・と言うと大げさですがね。
今でもハーロックの様に生きることが出来たら・・・なんて思いますよ。

投稿: FUJIKAZE | 2018年4月11日 (水) 22:36

FUJIKAZE さん
何かに感銘をうけて触発されるというのはいいですね。
生き方が変わって前向きになってくる。
血のめぐりもよくなってくる。
私にもそういうものが、あったと思いますが、
いまは、これと言って思い出しません。
現役引退しましたから。ちょっと記憶喪失。
松本零士さんの世界、そのころは仕事でいっぱいでしたね。
若いころはサイエンスフィクションが好きでした。
最近見たテレビのニュースで、
松本零士さんが話された言葉が、記憶に残っていたものでした。

投稿: ちぎれ雲 | 2018年4月12日 (木) 08:35

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